2015/11/08 22:45

コチラ三角なシルエットのニクいヤツ。

その名も『三角缶』。三角ケースとも言うらしいのですが、蝶を採取するときにベルトに通して使うもので
虫かごのカッコイイやつです。捕まえた蝶を三角の紙に挟んでこのケースの中にしまっておくらしいです。

今回コレを使用に合わせて、カスタムオーダーするお仕事をいただきました。
蝶の採取に世界を飛び回るお客様の話に終始大興奮の私でした。
全く聞きなれない国々へおもむき、早朝30分しか飛ばない蝶や
ひらひらではなくピャーッて真っ直ぐものすごいスピーディーで飛ぶ蝶や
捕まえようとするとスゥとバックする蝶……世界は広い(-_-;)想像もつかないお話を
聞かせていただいて、ものすごく興味が湧いてしまいました。
蝶の標本っていうと、とてつもなく古くから趣味として確立してるんだもの
やっぱり魅了するものがあるんだなぁと感慨にふけりながら、
さてオーダーはどうしたもんだか頭をグルグルさせています。
あまり人が足を踏み入れない地に蝶を探して、となるとやはり使い方もハードになるし
空港やポーターに雑に扱われたりもするんだろうし
頑丈で使い勝手のいいものを作らねば(>_<)と気合いが入ります。

が、その前にこの『THE道具』な佇まいにもう少しふけってみたいと思ってます。


やっぱ使い込んでこその道具だなぁ。